2030年に超高齢化社会がくると予想されている今、介護業界では人員確保が重要視されていて、将来を考えるとメリットが大きな職場だと言えることでしょう。
その中でも女性におすすめなのがケアマネージャーの仕事で、こちらは日本語にすると介護支援専門員といい、介護保険制度において利用者のケアマネジメントを行う有資格者となります。
仕事内容としては、要支援や要介護認定を受けた人の相談を受けて、介護サービスに給付計画を作成して、介護サービス提供者との連絡や調整を行います。いわゆる、介護における利用者と提供者の橋渡しをして、双方どちらの立場も公平に考えてスムーズに進めていく業務と考えてください。特徴は介護職ですが、現場での仕事と異なり、身体介護などがありませんので体力や筋力を使うことがなく、年をとっても長く続けられるところにあります。
現場での介護職は高齢になるとキツく感じることも出てきますが、ケアマネージャーは逆に経験を重ねていくので行いやすくなることでしょう。逆に若手の方が調整役として甘くみられる、上から押し付けられる場合も出てきて、慣れるまで大変なものがあるかもしれません。ただ、しっかりと従事すれば長く働き続けられるという強みがありますので、目指してみるのをおすすめします。長く働けば安定した収入を得られますし、やりがいや責任が出てきてボケや認知症防止にもつながるメリットがあります。将来を見通して、何時までも現役でいられる職業を選ぶことが大切になります。